暗天街綺想夜曲[実業之日本社]


壺也
2021年04月01日
この街に微かな光を照らすのは“天使”か“悪魔”か――!?
「暗天街幻想奇録」から二年半、渾身の筆致で誘う暗天街のさらに深い闇!

暗天街――人間と妖が共存する閉ざされた島。孤島であり、ひとつの町。
遥か昔、世界には陰の気である妖(あやかし)が溢れた。
当時の祈祷師はこの島にすべての妖を封印し、結界を張った。
そして世界は平和となる。
妖とともに閉じ込められたこの街を除いては……。

外界との交信も途絶え妖の巣窟と成り果てた街は
法も秩序も整っていない貧困な地域も珍しくない。
その地域には“身売り”と呼ばれる子供たちが存在していた。
身寄りも行き場もなく、運に見放された子供たちが
“教会”と呼ばれる場所に引き渡されたり、売られたりしてくるのだ。

そんな少年少女たちには、命が尽きる寸前に頭に赤い光の輪が現れるという。
それは、深淵を灯す希望の光なのか――!?

「暗天街幻想奇録」の衝撃から二年半、
生命の終焉、復活、輪廻を描いたシリーズ第2作。
それは、優しくも悲しいセレナーデ(夜曲)。